2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

(一)

八瀬 久 会員 太平洋戦争の終戦迄は、皇国史観や軍国主義に基づく国策からの教育で〝悪逆非道〟とか〝逆賊〟を冠されて教えられた赤松氏であったが、戦後の民主主義時代に移ると歴史観も大きく変化し、中世の歴史も南北朝廷併立時代として見直された結果、赤…

(3)

http://d.hatena.ne.jp/hyogorekiken/20050124(からの続き) 平家物語の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり、云々・・」という冒頭の部分は、あまりにも美文なるガゆえに、平家物語そのものが誤解されている弊害があります。 弊害といっては言いすぎかも…

(二)

http://d.hatena.ne.jp/hyogorekiken/20050128 (からの続き) 邪馬台国はここだ ― 不弥の国にひみこがいた ― 小合彬生 会員5、邪馬台国の首都 さて、邪馬台国の版図が分かってまいりましたが、女王ひみこのいた邪馬台国の首都はどこにあったのでしょう。 か…

(一)

邪馬台国はここだ ― 不弥の国にひみこがいた ― 小合彬生 会員 1、はじめに 仲間うちの、九州地区のOB会報に、邪馬台国の研究を連載しています。 最近の成果を、ここでちょっと紹介させていただきます。もちろん「邪馬台国は九州である」説です。それでは・…

(2005/02)

◇『平家物語』講座案内◇日 時 2月19日(土)午後1時30分〜 会 場 県民会館 1202号室 講 師 阪本信子 会員 会 費 会員 三百円 一般 五百円 内 容 『大塔建立』 平家と厳島、高野山とのかかわりを通じて当時の宗教がわかります。

(2005/02)

2005年02月の古文書教室ご案内◇古文書教室ご案内◇ 日 時 2月13日(日)午前10時30分〜 会 場 県民会館 1203号室 講 師 北村六合光 会員 会 費 会員 五百円 一般 七百円 テキスト『阿部豊後守様御仕置御定目』 古文書を通じて、江戸時代の行政機構が…

(四)

http://d.hatena.ne.jp/hyogorekiken/20050113 からの続き 義経の実像 一の谷合戦における鵯越の逆落し 梅村伸雄 極秘裏に鵯越に向かう義経一行 宿原で土肥・田代の軍勢を見送った義経一行、次に現れたのは宿原の西7Km、山田川が播州平野に現れる三津田(三…

(2)

http://d.hatena.ne.jp/hyogorekiken/20050116(からの続き) 平家物語について第1回は少々小難しいことを申し上げましたが、要するに800年以上にわたって愛されている秘密を探り、難しく言えば日本人というアイデンティティを確認したいということ、ざっく…

(2005/02/13)

◇ 2月例会の案内 ◇ 日 時 2月13日(日)13時30分〜 会 場 兵庫県民会館304号室 http://hyogo-arts.or.jp/arts/kenminmap.htm 演 題 「知られざる越水城」 参加費 会員三百円 一般五百円 講 師 立田 英雄 会員 城跡があったと伝えられる小高い丘は…

(二)

http://d.hatena.ne.jp/hyogorekiken/20050131(からの続き) 八瀬 久 (3)系図造り 現在各家に伝わっている系図の多くは、天正年間(一六○○年頃)から元禄時代(一七○○年頃)にかけて作られたと言う。少し回り道になるが、系図造りが発生した時代背景について書…

(四十三)忠 度

阪本 信子 平家都落ちの時のエピソードの中で、作者が特に力をいれて書いているのは、作者お好みの文化人のミヤコ落ちです。 薩摩守忠度は歌人としても知られていました。 彼は都を出る時、歌の師である藤原俊成を訪れ、丁度勅命によって撰進中の勅撰集に一…

(一)  

坂田 護 「金太郎」名考 ♪まさかりかついで 金太郎 熊にまたがり お馬の稽古 ハイシドウドウ ハイドウドウ ハイシドウドウ ハイドウドウ 右は、懐かしい童謡です。 歌中の「金太郎」は成人になって「坂田公時(金時)」と称します。 金太郎は相模国の足柄山…

(三)

http://d.hatena.ne.jp/hyogorekiken/20050122(からの続き) 八瀬 久 前回の概況を書いて置きたい。 赤松氏の発生から円心に至った経緯を述べた上で、赤松氏が擡頭して、元弘の乱での抜群の働きがあったものの、建武中興の論功行賞においては、不当とも言え…

(一)

義経の実像 一の谷合戦における鵯越の逆落し(1) 梅村伸雄 はじめに 平成13〜15年にかけて「日本経済新聞」に載った『平家』は、義経が一番誇りとした一の谷合戦を、神戸の地形を無視したため、飛んでもない噴飯物に仕立てている。 また、明年NHK大…

(四)

http://d.hatena.ne.jp/hyogorekiken/20050119(からの続き) 八瀬 久 会員 (7)赤松氏と糟屋・櫛橋氏の拘わり 『加古川市史 (第二巻)』では、次ぎのように書かれている。 「戦国時代の志方城主は櫛橋氏であった。櫛橋氏は相模国大住郡櫛橋郷(神奈川県伊…

(1)

阪本信子 平家物語の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」という冒頭の部分は、多くの人が暗誦している名文で、暗誦と言う形でこれほど愛されている作品は余り多くはないでしょう。 枕草子の「春は曙ようよう…

(ニ)

http://d.hatena.ne.jp/hyogorekiken/20050118 からの続き義経の実像 一の谷合戦における鵯越の逆落し(2)三草山より宿原へ 梅村伸雄 2月4日の早朝、未だ暗い都を千騎ほどの騎馬武者と共に出立した義経一行は、集合地と決めた現在の住山字ツドイに集結、…

(三)−2

http://d.hatena.ne.jp/hyogorekiken/20050112 からの続き義経の実像 一の谷合戦における鵯越の逆落し(4)一の谷城 梅村伸雄 さて、平家が築いた難攻不落な一の谷城とは、何処にあって、どのような城であったのだろうか。 『吾妻鏡』『平家物語百二十句』…

(三)−1

http://d.hatena.ne.jp/hyogorekiken/20050114 からの続き 義経の実像 一の谷合戦における鵯越の逆落し(3) 義経の攻撃目標 梅村伸雄 翌6日の早朝、義経はここ丹波路より軍勢を二手に分けた(『平家物語・竹柏園本・その他の諸本』)。『延慶本』には「其…

(2005/02)

◇2月例会のご案内◇ 日 時 平成17年2月13日(日)13時30分〜 会 場 県民会館 304号室 http://hyogo-arts.or.jp/arts/kenminmap.htm 演 題 「知られざる越水城」 講 師 立田英雄 会員

(2005/02/26)

今年は、NHKの大河ドラマが義経ということもあり 一の谷合戦を中心に「公開歴史討論会」を開催致します。 ご興味あれば、ご参加ください。宜しくお願いいたします。//------------------<公開歴史討論会 ご案内 ここから>------------------公開歴史討論会…