2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

日本船の船名

日本船の船名 梅 村 伸 雄 私が「第三つばめ丸」と呼ばれるタンカー(総トン数一万一千トン)に乗っていた時の話です。年末の紅白歌合戦を聞いていた乗組員が、船より歌合戦の会場に「赤組がんばれ!」の電報を入れた時、赤組のアナウンサーが、「第三つばめ丸…

義経の虚像

義経の虚像 ―「平家物語」から「勧進帳」まで― 阪本信子 日本の歴史上の人物で義経ほどよく人に知られ、愛されている人はいません。勿論源平の合戦というと義経がキーワードと言われるほどお馴染みです。 とにかく義経をテーマにする芸能は大変多く、例えば…

『平家物語』の世界へどうぞ

『平家物語』の世界へどうぞ 坂本信子 (1)序曲 連想ゲームではありませんが、「平家」という言葉から連想されるものといえば、多くの人は「源氏」と答えます。しかし、『平家物語』を知る人は「無常」とか「滅びの美」と答えるでしょう。 『平家物語』」…

(2004/08)

マレー作戦からインパール作戦まで講師 中尾貞敏 元准尉 国際情勢緊迫を伝える中で、中国広東省の港を密かに出帆した船団が到着したのは、マレー半島のコタバルの沖合であり、暗夜の中で上陸作戦の準備が着々と進められ、昭和16年12月8日の午前1時半頃…

(2004/10)

歴史と文学の土地「須磨」の合同見学会 須磨寺と現光寺を訪ねて一の谷の合戦において、ひとしお哀れを誘うものが熊谷直実と平敦盛の一騎討ちであり、その物語を舞台とする須磨寺を訪れ、正覚院の三浦住職より一の谷合戦のお話と文学碑などについて、他では聞…

(2004/11)

2004年11月のバス探訪会の報告 鳥羽伏見を訪ねて 探訪会報告 鳥羽伏見を訪ねて 午前8時半、三宮出発。 参加者は四十三名、天気は快晴とは言えませんが、程ほどの観光日和です。 先ず会長による本日の旅行のプロローグ的ガイドに始まります。幕末の寺田屋事…

(2005/01)

2005年01月の『平家物語』講座ご案内◇『平家物語』講座案内◇日 時 平成17年1月15日(土) 午後1時30分〜 会 場 県民会館 1202号室 講 師 阪本信子会員 会 費 会員 三百円 一般 五百円 内 容 『御産』 徳子に皇子誕生。平家の前途は何の憂いもないはず…

(2005/01)

2005年01月の古文書教室ご案内兵庫歴史研究会 http://www.geocities.jp/hyogorekiken/◇古文書教室ご案内(二)◇ 日 時 平成17年1月15日(土) 午前10時30分〜 会 場 県民会館 1203号室 講 師 北村六合光会員 会 費 会員 五百円 一般 七百円 テキスト…

(2004/12)

◇2004年12月例会の案内◇ 日 時 12月5日(日)13時30分〜 会 場 兵庫県民会館1202号室 演 題 女たちの大英帝国 ―植民地経験のゆくえ― 参加費 五百円 講 師 甲南大学英文学科教授 井野瀬久美恵 先生 本年、先生の著書 『植民地経験のゆくえ』が女性史・青…