◇4月例会のご案内◇

  • 演題  DNAは歴史を語る(その六)―日本人はどこから来たか―
  • 日時  平成20年4月6日 (日)   13:30より
  • 場所  兵庫県民会館 304号室 (JR・阪神「元町」駅山側、徒歩7分。地下鉄「県庁前」1-2出口)
  • 参加費 500円(申し込み不要・自由参加)
  • 主催  兵庫歴史研究会 http://www.geocities.jp/hyogorekiken/
  • 問い合せ先 ☎ 078-592-1621   梅村伸雄


  • 明治時代以降わが国に生物進化という科学的思考法が欧米からもたらされて以来、「日本人はどこから来たか」という議論が行われるようになり、特に第二次世界大戦後の神国日本という呪縛が解き放たれて以来、この議論が盛んになってきた。
  • 欧米の言語には最上級を冠せられるものが複数あるのが普通であるのに、わが国には最上級のものは一つしかないという狭い考えに捉われすぎ、何処かはわからないが、唯一つの場所から人類が日本に渡ってきたという概念が定着してしまっている。
  • 最近Y遺伝子のDNA分析から、幾つもの場所から人類が日本に渡ってきたことが明らかになってきた。
  • すなわち、日本民族単一民族ではなく、幾つもの民族の混合民族である。
  • 混合民族であるからこそ各々の遺伝子の良いところを併せ持つ優秀な民族であるということが出来る。
  • この講演では、従来の日本人起源論に誤りがあることをDNAの面から実証してみたい。