◇7月例会のご案内◇
- テーマ: 古地図と神戸
- 日時 平成19年7月1日(日)13:30より15:00頃まで
- 場所 兵庫県民会館 304号室 JR・阪神「元町駅」の山側、徒歩7分。地下鉄「県庁前駅」1-2出口
- 参加費 500円(申込み不要・自由参加)
- 主催 兵庫歴史研究会
- 問合せ: 078-592-1621 梅村伸雄
- 講 師: 三好唯義 神戸市立博物館 学芸課主査
- 内 容
- わが国の地図の歴史は、明治時代以後と以前で、大きく変わります。明治時代以後は、全国津々浦々の場所や高さが近代測量調査に基づき地図化され、正確な姿として我々の眼の前に示されます。その結果、地図といえば正確なもの、正確さこそ地図である、という認識が私たちには染みこんでいます。しかし、江戸時代以前の古い地図はそういったものではありません。もちろん、伊能図などは実測に基づく地図ですが、山地などは絵画風に表現されるのみで、今の私たちには物足りないものがあります。
- 神戸市立博物館には古地図が多く所蔵されていますが、それらを利用して江戸時代の古地図を概観したいと思います。残念ながら、地元神戸を描く古地図は数多くありませんが、それらも取り上げ、どのような情報が記載されているのか、歴史の資料としてどのように接すべきか、活用できるかを、参加者の皆さまと共に考えてみたいと思います。