(2006/04/02)DNAは歴史を語る―その4

◇4月の例会のご案内 ◇

  • 日 時 4月2日(日)13時30分〜
  • 会 場 兵庫県民会館 304号室
  • 演 題 「DNAは歴史を語る―その4」(天皇家万世一系はいつまで成り立つか)
  • 参加費 会員三百円 一般五百円
  • 講師 柴谷武爾 (兵庫歴史研究会会員)




 昨今、皇室典範の改定論議が喧しいが、沢山ある論議のうちでも万世一系を守るために、DNAから論じた議論は皆無である。極めて社会的な希望事項である万世一系ということは、DNAから見ると果たして可能なことなのであろうか?
 皇室のことに科学を持ち込むことは天皇家に対する冒涜であり、DNA論はさておくという論調に天皇家存続論者も天皇制反対論者も乗っている。
 最先端の科学を無視して、社会現象を論じて成功したためしがない。一時は成功したかに見える論議でも長年月のうちには、自然の摂理から外れたものは手痛いしっぺ返しを受けてきた。
 本講では、XY遺伝子やミトコンドリア遺伝子などの男女別々に伝わっていく遺伝子にも焦点を当てて、天皇家125代の壮大な実験の跡を辿って見たい。