(2006/03/05)邪馬台国の地理のはなし

◇3月の例会のご案内 ◇

  • 日 時 3月5日(日)13時30分〜
  • 会 場 兵庫県民会館 304号室
  • 演 題 「邪馬台国の地理のはなし」
  • 参加費 会員三百円 一般五百円
  • 講師 小合彬生 (兵庫歴研会員)




 邪馬台国や、ひみこの宮はどこ。そろそろ決まってもいい頃と思いませんか。
 手がかりはただ一つ、『魏志倭人伝』です。倭人伝の記述を、一つ一つ吟味しながら解明する以外に解法はありません。

  1. 邪馬台国の大きさ、海岸線の長さ、クニグニの構成、首都の位置など、地理による表現を通じて、この国の姿に迫ります。
  2. 基本となるのは陸行・水行の道里と日数です。里数の基になる長さを、「ローカルに行われた、とても短い一里」とすれば、この国は、論理上、書かれた通りの姿を現すと思われます。
  3. ここにある図が、倭人伝によって私が新しく描いた「2つの五千余里」です。白丸と黒丸が、邪馬台国の大きさを図上で表現しています。

 今回は、こういうことで、三世紀邪馬台国の地理を、数値と図解で検証します。