(2006/03/05)邪馬台国の地理のはなし
◇3月の例会のご案内 ◇
邪馬台国や、ひみこの宮はどこ。そろそろ決まってもいい頃と思いませんか。
手がかりはただ一つ、『魏志倭人伝』です。倭人伝の記述を、一つ一つ吟味しながら解明する以外に解法はありません。
- 邪馬台国の大きさ、海岸線の長さ、クニグニの構成、首都の位置など、地理による表現を通じて、この国の姿に迫ります。
- 基本となるのは陸行・水行の道里と日数です。里数の基になる長さを、「ローカルに行われた、とても短い一里」とすれば、この国は、論理上、書かれた通りの姿を現すと思われます。
- ここにある図が、倭人伝によって私が新しく描いた「2つの五千余里」です。白丸と黒丸が、邪馬台国の大きさを図上で表現しています。
今回は、こういうことで、三世紀邪馬台国の地理を、数値と図解で検証します。