- 日 時 8月6日(日)13時30分〜
- 会 場 兵庫県民会館304号室
- 演 題 「月明の大脱走」
- 参加費 会員 三百円 一般 五百円
- 講 師 高原 希国 先生
オーストラリアのカウラ市には捕虜収容所があり、多くの
日本兵が収容されていた。
昭和19年8月5日早朝、1,200名近い
日本兵がカウラ収容所を集団脱走し231名が戦死、また多くのものが首を吊り、あるいは自らナイフでのどを刺して16名が自決した。
捕虜となった
日本兵にとって「生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ」という戦陣の教えは絶対であり、胸中の思いはただ一つ「名誉の戦死」だった。この事件に加わった高原氏が、当時の様子を話されます。